garden

代々木VILLAGE
園内植物図鑑

代々木VILLAGEの大きな魅力の1つである「植物」。
プラントハンター西畠清順さんが
世界中を巡りながら集めた120種類以上の
おもしろい植物が共存する
"世界で1つの庭"。
四季を通して多彩な表情をみせ
愉しませてくれます。

今回代々木VILLAGEの庭を
代表する6種類の植物をご紹介。
お庭の植物には、このような清順さんが
紹介するプレートがついた植物が
たくさん存在しています。
ぜひ実際にプレートを見ながら
代々木VILLAGEのお庭を
散策してみてください。

garden map

代々木VILLAGEで鑑賞できる世界各国の植物をご紹介します。

500年オリーブ

ユッカ ロストラータ

ヒマラヤスギ

竜血樹

ボトルツリー白

ホソイトスギ

#01

Olea Gordal

spain

推定樹齢500年と言われるこのオリーブの大木は、スペイン特産の巨大な卵型の実が成る品種で、これほどの樹齢のものが見つかるのは非常に稀である。ここから数千キロ離れたスペイン・バレンシア港より海上輸送をし、なんとかここへ届いた。ちなみにこの木と一緒に日本に導入した推定樹齢1500年のオリーブは無事18000キロの船旅に成功し、小豆島で順調に根付き、現在ギネス申請中である。

#02

Yucca rostrata

usa

mexco

メキシコ人プラントハンターにユッカ・ロストラータのハンティングを依頼すると彼らは荒野にトラックで出掛ける。山を4WDで登り、それ以上進めなくなると今度は馬にのり、ロストラータを掘り出し、馬に乗せてトラックまで持ってくる。元々はこれとよく似たジョシュアツリーという美しい植物を追っていたが輸出許可が下りず、この類似種である本種を輸入することになった。しかしこの植物は、メンテ不要で水やりの要らない庭を作るときの材料として日本の植木業界に新しい風を吹き込んでいる。

#03

Cedrus atlantica glauca pendula

morocco

ヒマラヤ杉と名が通っているが、この種はヒマラヤではなく、北アフリカ・モロッコなどアトラス山脈に自生するもので、”アトラス杉”と呼ぶほうがふさわしい。しかし、分類学上はヒマラヤスギ属に入るので、あながちまちがいではなく、よく誤解を生じる。どうでもいい話だがどうでもよくない話である。本種はそのなかでも姿の美しい枝垂れ性のもの。

#04

Dracaena draco

spain

イエメン・ソコトラ島の竜血樹と姿形がよく似ているが、この竜血樹はカナリア諸島原産のものである。この樹液は染料や薬になり、古くからシルクロードを通って東洋でも取引された。世界には3種類竜血樹があるといい、のこるべきもう一種のゆくえを海外の数人のプラントハンターが追っている。

#05

Brachychiton rupestris

australia

南半球から船で一ヶ月かけて日本にやってきたこの木は、ボトルに似ていることからボトルツリーと呼ばれている。べつに花や実がきれいというわけでなく、はたまた決してなにかの役に立つわけでもない。しかし、役立たずの木であっても、誰にも愛される愛嬌あふれるその存在価値に、言葉はいらない。抱きついてみたらよくわかるのかもしれない。

#06

Cupressus sempervirens "stricta"

france

greece

iran

turkey

この木はまだまだ子供である。成長するとこの5倍の大きさになる。ノアの箱舟の材料となったのも実はこのイトスギのなかまで、本種は、そのなかでも極端に細長い”ストリクタ”という品種である。植栽時、代々木駅前を通って代々木VILLAGEに搬入されるその姿は通行人の度肝を抜いた。

西畠 清順

profile

Seijun Nishihata
Born in 1980, he is the fifth generation owner of a plant wholesale company Hanau that has now been continuing for 150 years. He spends much of his time traveling around the world, seeking interesting and unique plants.
Number of species in his plant collection amounts to several thousands. His job is to bring each of those plants into the light, introducing them with interesting stories of origins and characteristics that adds value and make them into more than just mere plants. Not only that, his experience of traveling the world as a plant hunter enables him to supply accordingly to vastly ranging situations and demands.
Due to his success in not just plant wholesale but also in consulting business, in 2012, Seijun established "Sora Botanical Garden Project” which is a platform for artists, developers, construction companies, designers, governments, advertising companies and etc., enabling flexible collaborations for any botanical projects, consisting in not only but including landscape projects, urban development, installations, indoor greenery, exhibitions., and more.